2006年7月 ニヌハ2世号は新たな進化を遂げた


第7回 座間味〜那覇サバニ帆漕レース

正直言って今年の参加は、不可能だと思っていた。
ボスの仲村氏の参加が不可能だったからだ。
すっかり諦めていたところに、伊東画伯からの電話があった。
「出よう!」その一言の、輝きと熱意で僕も決心した。
早速、ホーボー氏を始めニヌハにゆかりの深い人たちをクルーとして緊急招集した。
「仲村氏の代わりに誰が舵を握るのか?」ホーボー氏の疑問に反射的に答えてしまった。
「僕がやる」
昨年のレースの後、ヨットスクールで学んだ。
サバニが風で走る理論を知りたかったからだ。
厳しいトレーニングの中では、この慶良間での航海も経験した。
今年は僕が舵を握ることは漠然とは理解していたが、決断したのはその瞬間だった。

俺たちは、今年も古座間味に集結した。
2006年7月2日、午前8時。
多くの思いを乗せて、ニヌハ2世号はスタートした。

 

進化したニヌハ2世号

昨年のレースは、開催のわずか2週間前に組舟という解決方法によって出場を遂げたニヌハ2世号。
その形はこの1年を通じて、旅サバニとして、また地域の振興の為に大いに活躍してきた。
そして、今年もレース直前に多くの変更が加えられた。
その中でも、サバニを模した新型のアウトリガーの装着は、組舟にこだわり続けた俺たちにとって、大きな変更だ。
今年もニヌハ2世号から、目が離せない。