フェリーから降ろしたサバニを組み立て、レースのスタート地点である古座間味の浜を目指す。
新しい帆柱の性能は良好だ。
風を効率よく使うことができる。
リーフ(縮帆)した状態でも充分なスピードが出ている。
低い着座位置を利用して、帆を低めにセットすることによって、海面すれすれの風を掴むこともできる。 艇のバランスや、風上へ上る角度もイメージ通りだ。
また、船体形状の変更により、水の抵抗が少ない。
船体が滑っているのが感じられる。
4年前、小さなニヌハ1で回航したときは、まるでドタバタ劇を見るような状態だった。
いまや、古座間味への回航は、快適なお散歩に過ぎない。
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