第5回サバニ帆漕レース 座間味→那覇

2004.06.26
レース前日。
船検のある13:30頃までに、レース艇が終結する。
いかにも速そうな洗練された艇、子供たちの艇、女性だけの艇など、それぞれにこだわりが感じられる。
しかし、多くの艇の漕ぎ手には、ターミネーターのような体格の男たちが集められている。
このレースが、真剣勝負のイベントである事が理解できた。
そんな中でも我がニヌハ艇は美しく、多くのカメラマンの足を止める。
私たち漕ぎ手4名は、レースのユニホームとして用意したパタゴニアのアロハを着て、周囲を闊歩する事にした。
カーチベーはぴたりと止んでしまった。
明日のレースは、漕ぎ手が少なくマストの低い小型艇には、最悪のコンディションになりそうだ。

「風よ吹け!ニヌハの風よ!」
祈りの宴はいつまでも続いた。



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